世界選手権『SLS WORLD CHAMPIONSHIP』西村碧莉が制し世界一に! |RIDE LIFE MAGAZINE SKATE | ムラサキスポーツ/MURASAKI SPORTS公式サイト

 

 

SLS 2018 WORLD TOUR 第4戦

WORLD CHAMPIONSHIP

会場:Carioca Arena 1(ブラジル・リオデジャネイロ)

期間:2019年1月12日 - 13日

 

1月12日(土)〜13日(日)の期間にブラジル・リオデジャネイロにあるカリオカアリーナ1にて、『STREET LEAGUE SKATEBOARDING(SLS) WORLD CHAMPIONSHIP』セミファイナル・ファイナルが開催された。

世界最高峰のSLS WORLD CHAMPIONSHIP、今年からは“スケートボードストリート世界選手権”として初めての開催となっており、東京五輪に向けての選考も兼ねている。

出場選手は、全世界から国の代表選手男女2名と、SLS(STREET LEAGUE)の上位選手のみが出場権を持っており、ムラサキスポーツ契約ライダーからも5名が出場していた。その中で、今大会偉業を成し遂げたのが西村碧莉である。SLS上位選手の枠で出場していた西村碧莉は、1/11まで行われていた予選はスキップし、本戦となるセミファイナルからの出場となっていた。現地時間の1/12に行われたセミファイナルでは5位でフィニッシュし、8名までのファイナル出場枠に入り翌日最終日のファイナルへと駒を進めた。

 

ファイナルでは最初のランセクション(45秒のフリーラン×2本)で、西村碧莉は1本目6.0ポイント+2本目7.1ポイント=合計13.1ポイントで1位で終えて、最高の形でラストのベストトリックを迎えた。またこの内2本目の7.1ポイントが最終的な合計点へと繋がる。

最後に行われるベストトリックは、好きな場所・セクションで1トリックメイクしていく。1人5本のチャンスがあり、5本のうちポイントが高い3本の合計ポイントとランセクションの高い方のポイントの合計で最終的な順位を決めることになる。

 

西村碧莉は、得意のレールトリックを1本目にしっかりとメイクし9.0ポイントというエクセレントスコアを獲得。続く2本目・3本目は8.0ポイント・7.0ポイントと、全員が3本目を終了した時点では1位の位置をキープしていた。4本目では着地時に手を着いてしまい5.4ポイントとスコアを伸ばすことができなかったが、2位にいたLeticia Bufoni(ブラジル)も4本目をミスし順位は変わらずラストの5本目を迎えた。

ラスト5本目、西村が持つリードは僅か1.5ポイント。西村碧莉の滑走は最後の8番目。2位のLeticia Bufoniはその前の7番目。Leticia Bufoniは7.7ポイント以上を出すと1位の位置にきてしまうという状況の中、まさかの9.0ポイントをだして西村碧莉を抜いた。Leticia Bufoniは地元ブラジルという事もあり会場は大いに湧き上がっていた。そんな中、西村碧莉はラスト5本目へと入る。優勝に必要なポイントは8.5ポイント・・・得意のハンドレールを使い見事に決めきった。それに出されたポイントは「8.5ポイント」!見事にLeticia Bufoniを抜き優勝"World Champion"のタイトルを手にした。

 

 

見事に世界一になった西村碧莉。2020東京五輪金メダル獲得に向け大きな大きな一歩を進めることができた。

みなさん応援ありがとうございました。引き続き応援をよろしくお願い致します。

 

本戦の様子は公式サイト内でご覧いただけますので、是非チェックしてみてください。

SLS公式サイトWomen's Replay:http://streetleague.com/2019/01/13/womens-world-championship-replay/

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Aori Nishimuraさん(@aori_nishimura)がシェアした投稿 -

 

 

 

 

 

RECOMMEND