AJSA(一般社団法人日本スケートボード協会) 主催
2019 JAPAN OPEN STREET CONTEST
会場:ムラサキパーク東京
日程:2019年2月23日(女子部門)、24日(男子部門)
2月23日(土)〜24日(日)の期間にムラサキパーク東京にて、ストリート競技の「日本オープン2019」が開催された。今大会は、5月に行われる日本選手権と共に、東京五輪強化指定選手の選考を兼ねる重要な一戦である。この2戦の合計ポイントにて日本の強化指定選手各3名(ストリート男女6名)が選ばれる。
予選は1人45秒のライディングを2本行い、そのベストスコアを競い、8人が決勝に進出。決勝では45秒のライディング×2本とベストトリック×5本を行い、その7本のうち4本の合計点を競う。上位に勝ち上るまでは長い道のりであったが、会場は常に盛り上がりを見せていた。
初日の女子部門では、X Gamesや海外大会にも出場している藤澤虹々可(ななか)が、得意のランで高得点を獲得し1位に輝いた。ベストトリックで逆転を狙った中山楓奈(イオンモール高岡店)は、女子部門のベストトリックでは最高得点の5.0点を叩き出し、2位となった。3位は、SLSやExposureなどの世界大会でも活躍している12歳の織田夢海(イオンモール名古屋茶屋町店)が勝ち取った。
2日目の男子部門では、昨年AJSAプロツアーで年間グランドチャンピオンに輝いた池田大亮が、予選、決勝共に1位という圧倒的な優勝を果たした。ベストトリックでは「バックサイド270キックフリップ リップスライド270アウト」という大技を繰り出し、会場を沸かせた。2位は、7点台の高得点も叩き出した白井空良(ムラサキパーク東京)、3位は15歳の若さの山下京之助という結果になった。
〈左から、中山楓奈、藤沢虹々可、織田夢海〉
〈左から、白井空良、池田大亮、山下京之助〉
ストリート競技で今回出場しなかった契約ライダーの堀米雄斗、西村碧莉の2名は既にSLSプロに選ばれている為、自動的に国際大会に出場が可能となる。今大会で上位を勝ち取った4名を合わせると、現時点では6名のムラサキライダーが国際大会に出場する可能性があるということになる。
若さ溢れるライダー達の活躍から目が離せません。今後ともムラサキスポーツ契約ライダーたちの応援を宜しくお願い致します。
【女子結果】
優勝 17.9pt 藤澤虹々可 / ACT SB
2位 17.5pt 中山楓奈 / イオンモール高岡店
3位 16.8pt 織田夢海 / イオンモール名古屋茶屋町店
4位 15.5pt 西矢椛 / ハスコ
5位 14.1pt 西村詞音 / 木下グループ
6位 12.6pt 兼本鈴菜 / ムラサキ岡山
7位 10.4pt 伊藤美優 / みはらしパーク
8位 9.5pt 伊佐 風椰 / オザワ商店
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