『VANS PARK SERIES ASIA REGIONAL CHAMPIONSHIPS』笹岡健介・岡本碧優が優勝! |RIDE LIFE MAGAZINE SKATE | ムラサキスポーツ/MURASAKI SPORTS公式サイト

 

 

VANS PARK SERIES

ASIA REGIONAL CHAMPIONSHIPS

会場:鵠沼海浜公園スケートパーク(神奈川県藤沢市)

期間:2019年11月3日

 

令和になり初めての秋。夏に行われたMURASAKI SHONAN OPEN 2019で幕を開け、熱い夏を送った湘南にも秋風漂う日が訪れるようになり、街の雰囲気も落ち着いてきていた湘南/鵠沼に改めて熱くなる日が訪れた。それが『VANS PARK SERIES - ASIA REGIONAL CHAMPIONSHIPS』である。

 

今回のこのコンテストは、「VANS PARK SERIES」のアジア地区大会の1つで、日本開催は今回が初となる。そしてこの大会の男女それぞれの優勝者は、オリンピックイヤーとなる来年2020年にアメリカ/ソルトレイクシティで開催される「VANS PARK SERIES : WORLD CHAMPIONSHIPS in 2020」への出場権が与えられる。しかも出場権だけでなく飛行機代&宿泊代も含まれるトラベルサポートまで付いている。この最高の権利を得るために、湘南/鵠沼に国内TOPクラスを含むスケートボーダーたちが集まった。

 

VANS PARK SERIESは東京五輪2020の正式種目になっているスケートボード-パークスタイルと同じスタイルのコンテストとなっている。国内で国際レベルの大会が行えるパークは、この鵠沼海浜公園スケートパークにあるコンビプール以外ではほとんどなく、このスケートパークのレベルの高さを示している。

基本的なルールは【1人30秒Run×4本】で、その合計点をグループ内で競い、順位を争う。

 

コンテスト自体は、11/1から公式練習がスタートし、11/4に本戦予選&決勝の開催予定でいたが、本戦当日11/4は降雨予定も出ていたため、予定時刻よりも1時間ほど早めてスタートとなった。

まずは、Women'sの一発決勝という緊張感溢れる中スタートとなった。Women'sは前日に1名怪我があり、7名で決勝をスタート。参加選手の中で一番遠方から参戦していたのは、インドネシア/ジャカルタからのエントリーとなっており、アジア地域の大会だということを感じさせた。そんなWomen'sクラス、さっそく結果をだしてしまうと岡本碧優(オカモト ミスグ)が女子選手の中では抜群の高さ・スピード・完成度を見せて、見事に優勝を果たした。他の女子選手ももちろんレベルは高いし、この鵠沼海浜公園スケートパークのコンビプールをしっかりと滑り切っているのだが、岡本碧優の実力が頭1つ抜き出ていた。

 

▼岡本碧優

 

Men'sクラスは、予選・決勝と行われた。参加選手は10代前半〜20代前半と、Women'sクラス同様若い選手が目立った。そんなMen'sクラスの結果だが、予選・決勝ともにレベルが高く、接戦となった。そして、海外コンテスト参加・入賞経験もある笹岡健介(ササオカ ケンスケ)が、見事にこの接戦を制し優勝を飾った。

 

▼笹岡健介

 

 

 

▼優勝の2人(左:岡本碧優 右:笹岡健介)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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男女共に参加選手皆本当に若く、いかに日本国内もとい世界各国でスケートボードが人気スポーツになってきているのかがわかる。そして、そんなスケートボード界の中で、日本人選手のレベルの高さを世界クラスのコンテストの結果が物語っている。

 

残り1年を切った東京五輪2020、日本人選手の活躍、メダル獲得の期待がかかるスケートボード。みなさん、是非注目かつ応援をお願い致します。

 

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