JASA
JAPAN ACTION SPORTS Awards
2019年11月22日
@原宿クエストホール
日本のアクションスポーツ業界をもっと良いものに。そう願い、業界に尽力しているJASA(Japan Action Sports Asociation)が、この1年間でアクションスポーツ業界を盛り上げてくれたアスリート、偉大な功績を残してくれたアスリートを賞する『JAPAN ACTION SPORTS Awards』が、2019年11月22日に原宿クエストホール(東京都)にて開催された。
会場外の天気は、寒くなってきた気温をさらに肌寒く感じさせる雨。しかし悪天候にも関わらず、会場には多くの来場者・メディアで埋め尽くされ、いかにアクションスポーツ業界が、今の日本で注目されているのかという事を感じさせる。冒頭にも挙げているが、この『JAPAN ACTION SPORTS Awards』というものは、アクションスポーツと呼ばれる「サーフィン」「スケートボード」「スノーボード」において、日本国内外問わず活躍してくれたアスリートを表彰するものである。さらに今年からは前述の3競技に加え「BMX」も追加されたことで、次の合計5つの賞が発表された。
・BMX RIDER of the YEAR
・SNOWBOARDER of the YEAR
・SKATER of the YEAR
・SURFER of the YEAR
・ACTION SPORTS of the YEAR
東京五輪2020を間近に控えた今回のアワード。それぞれの受賞者と受賞の際のコメントは次の通りである。
- BMX RIDER of the YEAR -
「今年から新たに生まれたこの賞をいただけたこと、嬉しく思います。東京五輪2020に向け、これから僕のジャンプの高さに是非注目して欲しいです」
- SNOWBOARDER of the YEAR -
「1年に一回しかないこの様な賞をいただけて、とても嬉しいです。初めての大きな国際大会で、やりたかった技を決められたというのが、嬉しいことでした。また、大きな怪我をした時は家族やスポンサーに支えられていることを改めて感じ、これからのシーズンは怪我をしないよう、しっかりとトレーニングをして大会でも勝っていき、北京五輪に向けていきたいです。」
- SKATER of the YEAR -
「去年に続き2年連続でこの賞をいただけて嬉しいです。印象に残った大会はSLSサンパウロ、この大会は去年は力を出しきれず悔しい思いをしたが、今年は自分の中でも納得できる大会となった。”ライバル”というのは意識してないが、いつもベストな滑りをみんなに見せれるようには意識しいます。今は他の人とは違う・まわりがやっていないようなトリックを練習し、来年はオリンピックで最高の滑りができるように、頑張っています。」
(海外遠征中の為欠席/ビデオコメント)
「初めて海外の大会で優勝した時は、信じられないぐらい嬉しかったです。東京五輪2020の代表に選ばれ出場することができたなら、皆さんに楽しんでもらえるような滑りをしたいです。また、これからは私の滑りを見て“スケートボードが楽しそうだな”と思ってもらえるような滑りをしていきたいです。」
岡本碧優
「最年少受賞できたこと、本当に嬉しいです。X-GAMES では、その時もっていた力を発揮することができて、優勝ができたことが本当に嬉しかったです。これからも自分の目標とする滑りをし続けて、世界で活躍していきたいです。」
四十住さくら〜特別賞〜
(海外遠征中の為欠席/ビデオコメント)
「特別賞ありがとうございます。練習の成果がX-GAMESでの入賞だと思います。将来は私と同じようにスケートボードで夢を持つ人達の力になれるようになりたいです。」
- SURFER of the YEAR -
村上舜
(海外遠征中の為欠席/ビデオコメント)
「この様な素晴らしい賞をいただけて、とても嬉しいです。ありがとうございます。来年は東京五輪2020に向けて頑張っていきたいと思います。その先の将来では、自分の好きなサーフィンで、世界から認められるようになりたいです。」
都築有夢路
「サーフィンが日本国内でも盛り上がってきている競技になり、そんなタイミングで賞をもらえて嬉しいです。先日優勝したWQSの大会期間中は、ラウンドアップしていくにつれ世界で闘っていける!という風に感じてました。東京五輪2020に出ることができたのであれば、私のライディングの全てを観てもらいたいです。」
- ACTION SPORTS of the YEAR -
五十嵐カノア
「素晴らしい賞をありがとうございます。今年は本当に凄くいい1年でした。世界ランキングも現在6位なので、このままさらに頑張っていきたいです。 今年でWSL/CT自体は4年目ですが、トップレベル達と戦っていく中では学ぶ事がまだまだ多いです。日本はやはり僕の中でホームです。日本食は毎日食べてますしw。日本にいる間は本当に気持ちも最高で充電できてる!という感じです。昨日の千葉でのサーフィンでは、過去の志田下での大会とかの思い出もあるんですが、オリンピックの会場にもなっているので、新たな気持ちでサーフィンを楽しめました。今晩WSL最終戦に出場する為ハワイに向かいますが、最終戦、頑張ってきます。来年は東京五輪2020で金メダル、WSL-CTのワールドチャンピオン、この目標に向けて頑張っていきます。」
- 特別賞 -
サーフィン日本代表チーム「波乗りJAPAN」
今回の受賞者合計9名&1チームの内、実に4名がムラサキスポーツ契約ライダーという、本当に素晴らしい活躍をしてくれたライダー達。しかし今回のアワードに関していえば、本当にこのアクションスポーツ界に大きな大きな影響を与えてくれた全員に、大きな拍手を送りたい。これからも皆様の応援が、選手一人一人、アクションスポーツ界全体を盛り上げていく原動力となりますので、一緒に盛り上げていきましょう。
Photo by SURF MEDIA