JPSA ジャパンプロサーフィンツアー2018 ショートボード第8戦
なみある?仙台プロ supported by やまや
会場:仙台新港(宮城県)
期間:2018年11月17日〜18日
11月1日〜4日で開催され、並みのコンディションが上がらずに延期となっていたJPSAショートボード最終戦『仙台プロ』が、11月17日〜18日の2日間で会場同じく仙台新港にて開催された。
しかし今回も大会当日にはサイズがダウンしてしまい、本来はローカルオンリーのポイントで大会を開催することになった。
メンズクラスはRound4からスタートし、ムラサキスポーツ契約ライダーからは小笠原由織(茅ヶ崎南口店所属)がH3に登場、見事2位でラウンドアップ。続くRound5には、H2に大橋海人、H5に田中英義、H6に小笠原由織、H8に渡辺寛がエントリー。残念ながら大橋海人と田中英義以外はここで敗退となってしまったが、田中英義はグランドチャンピオンの可能性を残してラウンドアップした。
<田中英義>
そのままメンズクラスのRound6に突入し、H1で大橋海人が登場。しかしこのヒート、今回好調の田中大貴と辻裕次郎に敗れてしまい、大橋海人はRound6で敗退となった。その後Round6最終ヒートH4に田中英義が登場、グランドチャンピオンの望みを捨てず優勝を目指す、しかし去年の仙台大会チャンピオンの村上舜と、2年連続グランドチャンピオンの加藤嵐にスコアを離されてしまい、ここで敗退となった。
大会は2日目になり、全日程を消化し今大会の勝者は、メンズクラスが仙台大会2連覇となる村上舜、ウィメンズクラスは今年プロ資格を獲得した松永莉奈となった。
<村上舜>
<松永莉奈>
今大会で年間全てのコンテストが終了し、最終的なタイトルが発表された。
前回の速報でもお伝えしたとおり、ムラサキスポーツ契約ライダーの野中美波がISAにエントリーしていたため今大会にはエントリーしていなかったが、ランキング3位の庵原美穂がQFで、ランキング2位の野呂玲花がSFで敗れたため、総合ポイントで2位の野呂に僅か10pt差で逃げ切り、見事に自身初となるグランドチャンピオンのタイトルを手にした。また、ムラサキスポーツ契約ライダーの女子ライダーの中でJPSAショートボードクラスでグランドチャンピオンに輝いたのは、野中美波が初となる。
メンズクラスでは3年連続となる加藤嵐がグランドチャンピオンを獲得した。この「3年連続グランドチャンピオン」というものは浦山哲也が達成をして以来18年振りの快挙となる。
また、年間を通してもっとも活躍をしたルーキー(プロ1年目)に贈られる『ルーキーオブザイヤー』に、小笠原由織(茅ヶ崎南口店所属)が輝いた。
今後の小笠原由織の活躍にも期待がかかる。
- RESULT -
▼Mens
優勝:村上 舜
2位:田中 大貴
3位:加藤 嵐
4位:大野 修聖
▼Womens
優勝:松永 莉奈
2位:髙橋 みなと
3位:渡辺 愛
4位:野呂 玲花
- Grand Champion -
▼Mens
加藤 嵐
▼Womens
野中 美波 (ムラサキスポーツ)
<加藤嵐>
- ROOKIE OF THE YEAR -
▼Mens
小笠原 由織 (茅ヶ崎南口店所属)
▼Womens
川瀬 心那
<小笠原 由織 (茅ヶ崎南口店所属)>
<川瀬 心那>
Photo by SURFMEDIA / S.Yamamoto