JPBA 2年連続グランドチャンピオン永井那旺インタビュー |RIDE LIFE MAGAZINE SURF | ムラサキスポーツ/MURASAKI SPORTS公式サイト

JPBA(日本プロボディボード連盟)2018年ツアーウィメンズクラスにて、年間グランドチャンピオンを獲得した、ムラサキスポーツ契約ライダー永井那旺

2017年ツアーでは自身初となるグランドチャンピオンを獲得し、勢いそのままに2018年も快進撃を続け、見事に2年連続グランドチャンピオンに輝いた。

2018年シーズンは、永井那旺をはじめ、ムラサキスポーツ契約女性ライダー達の活躍が目立った。野中美波がJPSAのショートボードグランドチャンピオン、ロングボードでは田岡なつみがグランドチャンピオン、鈴木彩加がAPBでワールドチャンピオンと、本当に素晴らしい結果を残している。

今回は、そんな女性ライダー達の中でも永井那旺にインタビューをし、記事に纏めてみた。

話を聞けば聞くほど、決して順風満帆な歴史ではないと感じたが、だからこそ生まれた強さ、その秘訣を聞けた気がした。

 

>>>ボディボードは何歳から始めてたの?また、始めたきっかけは?

キッカケは、幼い頃に海水浴場でレンタルボディボードを体験したことですね。 実際に「始めよう!」と思ったのは小学5年の時かな。あとは、お母さんもボディボードやってたのも始めたキッカケの一つですね。

 

始めた頃からずっとお世話になっていた西山千草(茅ヶ崎南口店所属ライダー)

 

>>>始めたばかりの頃はどれぐらい波乗りしてたの?

始めたばかりの頃は週末のみで、お母さんと一緒に2ラウンドやってました。その頃はさすがに1人で海に行くことはなかったですね。また、始めたその年に四国とかに行き始めたりもしました。それで始めた翌年から藤沢オーパ店でお世話になり始めて、京谷さん(ムラサキスポーツ契約ライダー:京谷雄策)とかと出会いました。

 

京谷雄策藤沢オーパ店にて

 

みんなで四国合宿

(写真中央:永井那旺、右上:西村優花、中央左:鈴木彩加

 

>>>ボディボードをやってて、始めた頃は何が楽しかった?今は何が楽しい?

「楽しい!」という感覚は正直覚えてなくて、、、その時は、大きな波がとにかく怖かったです。もちろん今は波乗りが大好きですよ!波乗りは「正解がない」というのが魅力ですね。

 

>>>ボディボード辞めようと思った事はあるかな?「この時は辛かった」みたいなエピソードとかある?

辞めようと思ったことはありますね。中学〜高校時代で、NSAを回っていた頃です。いろいろなプレッシャーやストレスから「辞めたいな」って思ったことはあります。

 

 

>>>大会には何歳ぐらいから出てるの? JPBAは何歳からまわってるの?

大会は小学5年の時に出始めました。詳しくは覚えてないんですけど、どこかのアマチュア大会のビギナークラスだったと思います。その後は中学1年の時にNSA全日本に出場できました。NSA全日本では、中学3年の時に3位、高校1年の時に3位、高校2年の時に2位という結果でした。また、高校1年の時にはNSA「NISSAN X-TRAIL ALL JAPAN SURFING GRAND CHAMPION GAMES」で優勝もしました。それで、高校3年になるとJPBAを本格的に回り始めましたね。

 

いつも一緒にボディボードをやっていた仲間たちと

 

>>>2017シーズンで初めてJPBA年間グランドチャンピオンのタイトルを獲得したけど、その時はどんな気持ちだった?グラチャン獲れた大きな要因は?

2017年グランドチャンピオンを獲得できた時は本当に信じられなかったです。2017シーズン1戦目「美黒 ISUMI OPEN」は私自身2度目のファイナルまで進み、今まで手が届きそうで届かなかった「優勝」というタイトルを手に入れることができました。

 

自身初の優勝となったJPBA2017「美黒ISUMI OPEN」

 

その優勝は、やはりボディボードをする環境が変わったことが大きかったと思う。海のそばに拠点を置くことで、海に入る回数が必然的に増えたのは本当に大きかった。その年は常に入賞できるようになり、最終戦ではグランドチャンピオンを獲る自信があったので、母親も会場に呼びました。

 

JPBA2017グランドチャンピオンを獲得した永井那旺近藤義忠(ムラサキスポーツ契約ライダー/茅ヶ崎南口店勤務)

 

>>>2017と2018、グラチャンは始めから狙いにいってた?

2017年シーズンは、初戦から「獲るなら今年しかない」という気持ちがありグランドチャンピオンを狙ってました。 2018年シーズンは「グランドチャンピオン」というタイトルに対しては意識してませんでした。ただ、やるからには1戦1戦優勝はしっかり狙っていくようにしてましたね。それに、2018年シーズンは、前年の経験が自信につながっていた気がします。

 

>>>大会に臨むにあたって、普段から意識していることは?また、日頃からトレーニングはどんなことをしてるんですか?

特に「これっ!」という事はないんですよね。でもやっぱり、『「海にしっかり入る」という基本をしっかりやる』という事は意識してました。あとはストレッチも重要視してます。筋トレとかは、やるとすぐに筋肉がついて重くなるから、必要な筋トレ以外はやらないですね。

 

 

>>>試合で自分のヒート前には「必ずこれをやる!」というような事はありますか?

ストレッチですね。ストレッチは大会以外で普段海に入る前も必ずやるんですが、必ず毎回同じストレッチをするんです。そうする事で、その日の自分のコンディションを把握できるようになりました。

 

>>>鈴木彩加が世界で活躍してるけど、世界を意識したことは?

過去に意識していた時もありました。ただ、世界に望む為の準備・気持ち・覚悟がどれだけ大変なのかっていうのがわかり始めて、それからはプラスの意味で意識はしています。それに私はやっと国内でできるようになったので。

 

>>>仲の良い選手って誰?

ボディボーダーだと、ユカちゃん(ムラサキスポーツ契約ライダー西村優花)、渡辺萌ちゃん、岡澤紫織ちゃんですね。 サーファーだと美波ちゃん(ムラサキスポーツ契約ライダー野中美波)ですね。

 

左:西山千草(茅ヶ崎南口店所属ライダー)、中央:永井那旺、右:西村優花

 

>>>今までで一番心に残ってる大会・ヒートは?

心に残ってる・・・全然ないかもです(笑)。大会もヒートも1つ1つをとにかく意識して頑張ってます。

 

>>>大会以外も含めて、今までで最高の波はいつのどこ?

3〜4年前だったかぁ・・・JPBAの大会で10pt出した時!新島だったんですけど、ぐちゃぐちゃのセットダブルで、エルロロを2回!これですね!

 

>>>一番好きなポイントは?

海部(徳島県) です。波のクオリティももちろんですけど、雰囲気とかも含めて好きです。私のアナザースカイですね!(笑)

 

>>>今後、行ってみたいポイントは?

オーストラリアとかかなぁ〜。でも、「ここ!」とかって言うよりも、とにかく長く乗れる波があるポイントに行ってみたいです。

 

 

>>>これからボディボードを始めてみたい方に伝えたい「ボディボードの魅力」は?

伝えたいボディボードの魅力は「終わりがない」という事です。いくらやってもゴールがないからこそ楽しい。それがボディボード!

これから始めたいと思っていただいている方だけでなく、何かスポーツを始めてみたいと思っている皆さんにもボディボードはオススメです。

 

>>>最後に、応援してくれている方々に一言。

いつも応援ありがとうございます。本当に今までたくさんの方に支えられ・応援されて、2年連続でグランドチャンピオンを獲得する事ができました。そんな中突然ではございますが、現役プロ生活は2018年シーズンをもって引退することに致しました。今までたくさんの応援・サポート、本当にありがとうございました。

現役は引退しますが、これから先もずっと海が大好きだから、2019年、海を・ボディボードを違った角度から更に楽しんでいきたいと思います。

これからも、海でお会いする事がありましたら、よろしくお願い致します。

 

 

 

 

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