【サーフィン編】これを見れば大会が楽しく見れる!ルールブック! |RIDE LIFE MAGAZINE SURF | ムラサキスポーツ/MURASAKI SPORTS公式サイト

 

サーフィンの大会が最近ニュースなどでよく取り上げられています!でも「サーフィンって、かっこいいけど大会のルールはわからないなー。」そんな方、必見!そこで、これを見ればサーフィンの大会のルールなどが一目でわかっちゃいます!

 

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サーフィンには。サーフボードのサイズや種類によって大きく2つに分けられる。 古くから親しまれたのは、長さ9フィート(約274センチメートル)以上のロングボードで、ボード上を歩くテクニックが中心となる。一方、1970年前後に登場したショートボードは、長さ6フィート(約183センチメートル)前後でボードの先端がとがっている。こちらは細かいターンがしやすいタイプだ。ショートボードは、それまで平面的な動きだったサーフィンに縦の動きを与え、三次元のダイナミックな技を可能にした。東京2020大会のサーフィンは、このショートボードで行います!

 

 

細かなルールは、当日の状況を見てテクニカルディレクターが判断するが、概要は以下の通り。

・各ヒートの所要時間は15~35分(20~30分前後のことが多い)。

・制限時間内にライディング可能な本数が定められる(テストイベントでは15本)。

・1本のライディングは10点満点で採点され、最も点数の高い2本の合計点で競う。

・各ジャッジの最高得点と最低得点を除いた残りの点数の平均がそのライディングに対する点数になる。

 

・ラウンド1は、敗者なしのノンエリミネーションラウンド。4人ヒートで上位2名がR3に進み、下位2名が敗者復活戦のR2へ。

・ラウンド2は、5人ヒートの敗者復活戦。上位3名がR3に進み、下位2名が予選敗退になる。

・ラウンド3以降は全てマンオンマン(1対1)となり決勝までトーナメント方式で行われる。

 


lll プライオリティとインターフェア

優先権を持つサーファーが優先的に波に乗ることができ、1人のサーファーが波に乗ろうとアクションを起こすと、優先権は次の人に移る。

例え波に乗らなくても、波に乗るようにパドルをしたり、波を逃した場合でもプライオリティは次の人に移り、自分の優先権は一番低くなる。

ヒート開始時は各選手ともプライオリティは持っておらず、サーフィン競技の通常ルール(ピーク優先)が適用される。ライディングを開始し、テイクオフゾーンに戻った選手から最も低いプライオリティ(この場合は4番)を得ることになり、その他の選手がライディングすることにより、プライオリティが繰り上げされていく。

ただし、他の選手がより高いプライオリティを持っていても、邪魔にならない限りは波に乗ることが出来る。

このプライオリティを活用した、選手同士の心理戦・駆け引きも試合の見どころの一つとなる。

 

基本的に、テイクオフをしてからのスピードと1発目のライディングはとても重要となってくる。アクションの数より質を見ており、いかに大きく見せるかが高得点に繋がるポイントとなる。

現在のサーフィンではエアーは必須のアクションとなっており、このエアーを勝負どころで決めることができると高得点に繋がる。

 

lll エアー
エアリアルとも呼ばれ、サーフィンテクニックの中でも難易度が高い空中を飛ぶアクション。

 

lll オブザリップ
下から波の面を上がり、波のパワーのあるトップ(今にも崩れそうなリップ)にボードを当て込んでターンする派手なアクション。

 

lll カットバック(カービング)
波のパワーゾーン(力のある場所)に戻るために使うアクション。

 

大原 洋人 / Hiroto Ohhara
出身国:Japan
スタンス:レギュラー

Italo Ferreira
出身国:Brazil
スタンス:グーフィー

Gabriel Medina
出身国:Brazil
スタンス:グーフィー

都筑 有夢路 / Amuro Tsuzuki
出身国:Japan
スタンス:レギュラー

Carissa Moore
出身国:USA
スタンス:レギュラー

Caroline Marks
出身国:USA
スタンス:グーフィー

 

一発目のアクションと最後のアクションはもちろんのこと、スピードとエアーの高さにも注目です!

また、サーフィンならではのプライオリティーの選手同士の駆け引きは、醍醐味の一つになるのではないでしょうか!

 

深川 達哉 / Tatsuya Fukagawa

 

 

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