TJ PRO V ティージェープロ ヴイ BLACK構造	TJ PRO V ティージェープロ ヴイ RED構造

 

9'0"×22 1/8"×2 5/8" 60.0L　新構造[RED][BLACK]

 

大人気ハイパフォーマンスモデル比較解説！

テイラージェンセン:TJ PRO / カイサラス:SLIPPER

-アウトライン-	-ロッカー-
TJ PRO:9'0×22 1/8"×2 5/8"  60.0L /  SLIPPER:9'0×22"×2 5/8"  60.0L　　数値的にはほぼ同等ですがTJ PROの方がワイズがやや広くなってますがハイパフォーマンスモデルらしいシャープさのあるアウトラインです。	ハイパフォーマンスモデルだけあって両モデル共にハイロッカーです。TJ PROはノーズロッカーの先端部分のキックがやや強く入ってます。逆にSLIPPERはテールロック―が強く入ってます。

-ノーズ形状-	-ボトム形状-
ノーズエリアに関してもTJ PROの方がやや広く、SLIPPERの方がシェープになってます。体格の良いテイラーが大会等でノーズライディングがより安定するようにノーズコンケーブとの調整により設計された形状となってます。	TJ PROのボトム面はハイパフォーマンスモデルには珍しくしっかりとノーズコンケーブが入っていて、センタはシングルコンケーブ～テールエリアはVEEがエンドまで入ってますのでノーズライディングが安定しつつクイックなターンも可能にしてくれるボトム形状です。

-テール形状-	-ボトム面-
両モデル共にラウンドテール形状ですがTJ PROの方がややシャープになってます。そのことでターンの反応がとてもよくクイックに動かすことが容易です。更にTJ PROはボードの加速性能もあるのでスピードに乗ればテールの不安定感はありません。	SLIPPERのボトム面はノーズコンケーブは浅くセンターからVEE形状となりテールエンドまで入ってます。強めのテールロッカーとのバランスによりハワイアンスタイルであるトリッキーでラディカルなライディングが可能となります。

レール形状	-FINセッティング-
センターの厚さは共に2 5/8"(6.67cm)ですがTJ PROはボキシーレール。SLIPPERはミディアムレールとなっています。体格の良くパワーサーフィンのテイラーならではのレール形状なのでドライブの効いたターンが可能です。	FLYING DIAMONDSよりTJシグネーチャーフィンがリリース。推奨サイズは体重～60KGでSENTER6.0/6.5、SIDE3.75がオススメ。60～70KGでSENTER7.0/7.5&SIDE4.0。70KG～ならSENTER8.0&SIDE4.25を目安に波のサイズやライディングスタイルで前後のサイズで調整。クイック＆トリッキーなら全体的には小さめのサイズ、パワーサーフィンは大きめのサイズをチョイス。

 

 

↑茅ヶ崎南口店スタッフGO PRO自撮り[TJ PRO]試乗動画

↑2021年12月湘南/コンディション：ハラ～ムネ▽30点

ボードディメンション：ブラック構造（フルカーボン）９’０ft

「新たな発見！」ハイパフォーマンスボードなのにミディアムウェーブのコンディションやトロ目のセクションでもトリミングしながらのクルージングが可能。無理にボードを振らなくてもセンター付近にスタンスすれば失速する感じがなくインサイドまで乗り継げます。更にボードに乗りなれる事で発見したのはトップアクションもコンパクトなショートモーションでのリエントリーが可能です。乗り始めた頃はフルカーボンとピンテールの特性を生かした大きなターンとドライブを意識していましたが、[TJ PRO]はオールラウンドボードのような乗り方も出来るので上級者やコンペテターだけでなく、エンジョイサーファーにもオススメなモデルです。

 

【茅ヶ崎南口店スタッフ試乗インプレッション】

2021年６月湘南/コンディション：カタ～アタマ△35点

ボードディメンション：ブラック構造（フルカーボン）９’０ft

 

☆ファーストインプレッションは「スピード・ドライブ性能が高いハイパフォーマンスボード！」といった印象でした。サンダーボルトのハイパフォーマンスモデルで代表的な[HTHP][SRIPPER]と比べても[TJ PRO]が一番加速性能があると思いました。波のコンディションが良かったのもありますがボキシーレールとラウンドピンテールの特性を生かせるようにボトムでしっかりと踏み込んでマニューバ―のラインは少し大きめを意識しました。逆に[HTHP][SRIPPER]の方がクイックに動けるのでボードを振りながら加速していけると思います。ノーズライディングに関しては[TJ PRO]はノーズコンケーブが入っているのでトロ目のセクションでも走ってくれました。逆に[HTHP][SRIPPER]はノーズコンケーブがほぼ無いので波のカールにノーズレールをセットすれば加速してくれます。最後に[TJ PRO]はアタマ前後の良いコンディションの波でドライブしたライディングがオススメです。[HTHP][SRIPPER]は不規則なブレイクやコンパクトな波質でクイックに動かす乗り方がオススメです。

 

 

 

 

テイラージェンセンが乗るクラシックロング

世界有数のハイパフォーマンス・ロングボーダーのTaylor JensenはSingle Finでのサーフィンやノーズライディングの技術も素晴らしく高く、毎年AUSのNOOSA Festivaｌに出場し、あらゆるクラスで好成績を残し続けています。このSingle FinのSPECIAL-Tは、伝統的な50/50レールと広めのラウンドテールは、安定したノーズライドを可能にし、更にFIREWIREの特性である 軽さを活かした、軽やかなターンも可能となった次世代Single Finロングボードです。様々な レベルのサーファーがオールラウンドなコンディションで使用できるボードです

9'0"×22 3/4"×3" 71.3L　新構造[RED]

9'6"×23"×3" 76.6L　新構造[RED]

 

テイラージャンセン本人による解説動画です。

 

-スペック＆マテリアル-	-アウトライン-
9'0×22 3/4"×3"  71.3L /  9'6×23"×3"  76.6L　　推奨マテリアル[RED]・・・ミディアムフレックス仕様にすることでPU素材のボードに近いナチュラルな乗り味になる。重さも9'0ftで平均[5.3kg]と軽量なので伝統的なクラシックシェイプでありながら取り回しは機敏に反応するのでオールラウンドボードの一面もある。	伝統的なクラシックモデルならではのミディアムワイドなアウトライン。ワイズは9'0ftで57.8cm/9'6ftで58.4cm。ストレートラインからノール/テールに向かってナチュラルにカーブいているので癖のないシェイプデザインとなっています。

-ノーズ形状-	-ロッカー形状-
ノーズ幅は広すぎず細すぎず、ナチュラルで癖のない伝統的なクラシックモデルのノーズ形状です。ノーズコンケーブとのシェイプバランスによりノーズライディング時、タルい波やショルダーの張っていないセクションでもノーズが刺さることなく突き進んでくれるノーズ形状となっています。	センター～ノーズはローロッカー、センター～テールはミディアムロッカーとなっています。アグレッシブスタイルのテイラーが考案したクラシックロングボードだけあって操作性を良くさせるためにテールロッカーを入れてありますのでポイントブレイクの波はもちろん、不規則なビーチブレイクの波でもしっかりと対応してくれます。

-テール形状-	-ボトム面-
ノーズ形状同様にセンターからナチュラルなラインのままテールエンドまでカーブが入ったラウンドテールとなってます。ややキックの入ったテールロッカーとのバランスで優しい加重だけでボードが反応してくれるのでシングルフィンボードでありながらクイックなターンが出来ます。クラシックボードの入門用やレディースロガーにも操作しやすい形状となってます。	ノーズコンケーブ～フラット～ラウンドボトム形状となっています。センターはフラットボトムなので接水面が多くなり安定感と浮力が生み出されパドリング～テイクオフが容易になります。ノーズコンケーブはナチュラルな凹なので変に引っかかることなくノーズライディングを安定させてくれます。テールはロッカーやレールエッジとのバランスで緩やかなラウンドボトムとなってます。

レール形状	-FINセッティング-
9'0/9'6ft両サイズ共にセンターの厚さは7.6cm。センター付近のレール形状はクラシックボードでは伝統的な50/50レール。ゆっくりとレールを入れる事でナチュラルな加速をサポート。テール周辺のレール形状はエッジが入っているのでラウンドテール/テールロッカーとのバランスでクイックなターンをサポート。	FLYING DIAMONDSのTJ POWERDRIVE 9incがおススメです。フィン形状はスタンダードタイプなのでドライブ性＆コントロール性のバランスが良く扱いやすいフィンです。ラウンドテールとエッジの効いたレールとの相乗効果でシングルフィンでありながらクイックな動きが可能になります。

 

 

【ザ ジェム】

 

ジェム 誰にでも使いやすいオールランドロングボード 「THE GEM」は３度のワールドロングボードチャンピオンタイトルを勝ち取ったタイラー・ジェンセンと人気の「BAKED POTETO」をシェープしたダン・マンのコラボレーションで生まれたモデルになります。このモデルが生まれるきっかけはタイラーからダンへの質問「多くのロングボーダーが満足する１本のロングボードをデザインすることができるのか？」からはじまりました。イメージとしてはFIREWIREから発表されているパフォーマンスロングボードの「TJ PRO」とノーズライドや波に乗って楽しむための「TJ EVERYDAY」の中間に位置するボードです。ダンはこの質問への答えとして、ロングボードのアウトラインにショートボードのコンケーブを採用し、フィンの配置はタイラーが最も気に入っている配置に設定されたボードをデザインしました。この組み合わせは宝石＝GEMの様な完成度の高い傑作のロングボードになりました。THE GEMの"ダイヤモンド"テールは見掛け倒しでは無いです。回転性がありながらノーズライドも楽しめる価値の高い１本のオールラウンドボードです。

8'8"×22"×2 7/8" 60.7L　素材[RED][BLACK]

9'1"×22 1/4"×3" 67.1L　素材[RED][BLACK]

9'5"×22 1/2"×3" 70.3L　素材[RED][BLACK]