サーフィンを始めたい!という人が最初にぶつかるのが「道具選び」です。
とりあえずサーフボードが必要ということは分かっても、そのサーフボードだけでも様々な種類が存在します。どれを選べば良いかなんて、見当もつきませんよね。
そこで今回は、これからサーフィンを始める方のために、サーフィンに必要な道具と、その選び方のポイントを解説します。
早速買ってみたい!という方も、まずはレンタルから試してみたいという方も、それぞれのアイテムの役割と選び方を知っておくのが大切!今回のポイントを押さえておけば、購入時だけでなくレンタルの際も役立ちます!
目次
当ページでご紹介している必須アイテムが手早く揃う、お得なセットをご用意しております!
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ゼッタイ必要!サーフィンの必須アイテム
【サーフボード】
まずはサーフボード!これが無ければ始まりません。
サーフボードを選ぶ上で一番重要なのは、「自分がどんなサーフィンをしたいか?」です。カッコよくパフォーマンスを決めたいのか、あるいはゆったりと波乗りを楽しみたいのか・・・そうした個人のスタイルによって、最適なボードが変わってきます。
ここでは、メインとなる3種類のボード「ショートボード」「ロングボード」「ファンボード」の特徴と、それぞれがどんな人に適しているかを解説します。
■ショートボード
ややシャープな形状が特徴の、短いサーフボードです。現在最もポピュラーなモデルで、あの東京2020オリンピックもショートボードでの競技が行われました。
競技用だけあって操作性に優れ、迫力のあるパフォーマンスを決めるのに適したボードです!
波の上を素早く自由自在にコントロールでき、細かくターンを決めたりスピード感のあるサーフィンができます。
ただし、小さいぶん浮力と安定性に欠けており、初心者の方は操作の感覚を掴みにくいでしょう。ある程度大きな波がなければ乗りにくいこともあり、初めてのボードにはあまりおすすめ出来ません。
こんな人におすすめ!▼
・体力に自信がある人
・カッコよくパフォーマンスを決めたい人
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■ロングボード
基本的に長さが9フィート(約270cm)以上ある、長いサーフボード。古くからサーファーに愛されてきた由緒正しいモデルでもあります。
抜群の安定感と浮力があり、とても波に乗りやすいボードです。
波を捉える面積が広く、ショートボードに比べて断然波に乗りやすい!浮力が強いので、比較的波が小さい日でもサーフィンができます。
初心者はもちろん、筋力にあまり自信が無い女性の方にもおすすめです。だからと言って上級者が乗らないという事ではなく、ロングボートの乗り心地を愛するサーファーもたくさんいます。
欠点はその大きさ。かなり大きいので持ち運びが非常に不便です。操作性もあまり良くないので、ショートボードのようにスピードを出したりアグレッシブなパフォーマンスには不向きです。
こんな人におすすめ!▼
・体力にあまり自信がない人
・激しいアクションよりも、ゆったりと波乗りを楽しみたい人
【フィン】
サーフボードの裏面につける「ヒレ」です。ボードの舵取りの役割をします。これが無いとサーフボードの方向転換が出来ません。
鋭いので、肌を切らないよう十分に気をつけましょう。
選び方のポイント▼
初めからサーフボードに一体化しているタイプと、脱着可能なタイプがあります。
種類によって形状、サイズ、素材がそれぞれ異なり、フィンが変わるとボードの性能も変わります。そのため、サーフボードに合った性能のフィンを選ぶのが重要です(たとえば小波に適したサーフボードに大波用のフィンを着けてしまうとパフォーマンスが落ちてしまう、など)。
ただし、フィン選びはかなりの玄人向けで、上級者にもあまりこだわらない人が多いです。初心者が脱着式のものを買うならば、一番オーソドックスなものを選ぶのが良いでしょう。
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【リーシュコード】
サーフボードと片足を繋ぐコードです。ボードが流されることを防ぎますが、紛失防止だけが目的ではありません。リーシュコードはサーファーの命綱です!
自分が波に呑まれて溺れてしまう危険はもちろんですが、一番の理由は流されたボードが周りの人に衝突する危険性があること。安全のために必ず装着しましょう。
選び方のポイント▼
クセがついていない、丈夫で絡みにくいものが安全です!
コードの接続部がクルクル回って可動性の高いものを選びましょう。
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【ワックス】
ワックスと言えば潤滑剤の印象がありますが、サーフィンは逆!サーフボードの表側(足を置く面)に塗ることで、滑り止めになります。
下地となる硬めの「ベースコート」と、その上に塗り重ねる柔らかめの「トップコート」をセットで使用するのが一般的ですが、重ね塗りをしないタイプもございます。
少々手間が掛かりますが、これを怠るとボードがツルツル滑ってサーフィンどころでは無くなってしまうので、しっかり塗りましょう。
ワックスの塗り方は→コチラ
選び方のポイント▼
ワックスは熱で溶けるとドロドロになり、かえって滑りやすくなってしまいます。そのため、海水温に応じて硬さ(溶けにくさ)が分かれています。
サーフィンをするシーズンに合わせて、硬さを選びましょう。例えば低温に適した「COOL」は暖かい海では溶けやすいので、夏は「WARM」や「TROPICAL」が推奨されます。
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あると便利!できれば揃えておきたいアイテム
【デッキパッド】
サーフボードに貼り付けて足掛かりとするパッドです。足をしっかりとグリップすることで、ボードの操作性をアップさせます。ワックスを塗る面積を減らせるので環境に優しく、デザイン性の高いものならオシャレにもなりますね!
ただし、初心者が最初からデッキパッドを貼ると、かえって足のポジションが固定されて、体勢が不自然になってしまうことがあります。ある程度自分のスタイルが掴めてから、貼ることをおすすめします。
選び方のポイント▼
必ずサーフボードのサイズと合ったものを選びましょう。特に大きめなファンボードやロングボードに貼る場合は、しっかりとサイズを確認しておきましょう。
2〜3ピースに分割できるタイプが多いですが、慣れないうちはあまりバラけた配置にしない方が良いです。表面のデコボコが強いものは基本的に上級者向けで、初心者は少しフラットなものの方が足を乗せやすいとされていますよ。
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【ワックススクレーパー&リムーバー】
スクレーパーは、ボード表面に固まったワックスを削り取るコテのような道具。リムーバーは、スクレーパーで削りきれないワックスや汚れを綺麗に落としてくれる溶剤です。
ワックスをいつまでも塗りっぱなしにしていると、サーフボードの劣化につながってしまいます。スクレーパーとリムーバーで手入れをし、常に綺麗な状態を保つのがボードの寿命を伸ばすことにつながります。
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【ボードリペア剤】
くどいようですがサーフボードは非常に壊れやすいです!ヒビ割れた箇所を放置しておくと、そこから浸水してボードが傷んでしまう原因になります。
しかし、軽度のキズなら自分で修復が可能です。こまめにダメージチェックをし、キズやヒビ割れを見つけたら、リペア剤を使って早めの応急処置を行いましょう。
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【ウェットスーツ用シャンプー】
海に入る以上、汚れがつきものなのがウェットスーツ。洗濯を怠ると、海水の塩分やワックスの汚れであっという間に劣化してしまいます!こまめに洗って清潔を保ちましょう。
通常の衣類用洗剤は、成分によってはスーツの生地を傷めてしまうので、専用のシャンプーをおすすめします。
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【ウェットスーツ用ハンガー】
ウェットスーツは、専用のハンガーに掛けておくのがおすすめ!普通のハンガーだと細すぎて、スーツが型崩れしてしまうことが多いのです。
専用と言っても所詮はハンガー・・・と侮るなかれ!ウェットスーツ用のハンガーは速乾性や海水への耐食性など優れた機能を持ち、とても扱いやすいように作られています。
決して安くないウェットスーツを少しでも長く着られるよう、できるだけ丁寧な管理を心がけましょう!
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【サーフバッグ】
濡れたウェットスーツなどを入れて持ち運ぶためのバッグです。
大容量かつ防水性なので、サーフィン以外のレジャーでも活躍できます。ビニール袋と違って破けてしまうこともなく、空っぽの時はコンパクトに折り畳んでおけます。
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以上がサーフィンに必要なアイテムと、あれば便利なアイテムとなります!
さて、ここまでお目通しいただいた方は「なんだか必要なものが多いし、手入れも大変そうで敷居が高い・・・」と思ったかもしれません。ですが、実はそうでもないんです。
初めてのサーフィンでは、サーフボードや小物はショップなどのレンタルサービスを利用するのが基本です。まずは挑戦してみて、それぞれのアイテムの使い心地や、自分にとって必要なアイテムを知るのが大事ですよ。
また、最初からハイスペックなものにこだわらなければ、サーフ用品は思ったより簡単に揃えられます。このページを参考に、まずは初心者モデルを安価に揃えて、レベルアップと共に買い直していく・・・というのがおすすめです!
それでは、素敵なRIDE LIFEを!!
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