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【スノーボード担当スガイの21-22シーズン滑走レポ】vol.26

2022.11.02


21-22シーズン最終日26日目のレポートです。

 

乗鞍観光センターから出る観光バスの第1便目が8時半。

 

そのバスに揺られて標高2.355Mの位ヶ原山荘に到着が9時5分。

 

バスを降りればそこは別世界です。

 

 

 

 

週末の混雑状況は平日とはまるで違っていました。

 

4台ものバスがスタンバイしていて沢山の観光客を一気に運んでくれます。

 

スノーボーダーは少な目に感じます。

 

 

 

 

ハイクアップは辛いけど快晴で気持ちがイイ。

 

行き先を決め切れずとりあえず肩の小屋方面を目指します。

 

雪の緩みはそこまでではありません。

 

 

 

 

帰りのバスの乗車時間を考慮すると今回はピークの剣ヶ峰までは行けなさそう。

 

残雪を見る限りピークからの滑走もまだ大丈夫そうです。

 

 

 

 

ハイク途中、行き止まり...。

 

4Mほどでしょうか。

 

雪が途絶えています。

 

 

 

 

やむを得ず藪漕ぎです。

 

そこまで大変な距離ではありません。

 

肩の小屋口はすぐそこです。

 

 

 

 

肩の小屋口到着。

 

ほとんどの人が剣ヶ峰を目指します。

 

我々は摩利支天岳方面へ。

 

 

 

 

上部に見えるのはコロナ観測所(天体観測所だったらしい)。

 

 

 

 

途中でドロップポイントへ移動。

 

20-21シーズンに滑り収めをした斜面です。

 

ここからドロップし1ピッチ滑って左にトラバース。

 

富士見岳の方面へ向かいます。

 

 

 

 

滑るために仕方なしに登る質(たち)ですが、こうして白と緑の斜面を見ると眺望のために登る人の気持ちもわからなくもない...ような気が少しだけします。

 

 

 

 

なるべく左側に滑り降りていきます。

 

 

 

 

被写体はいつものお方です。

 

シーズン中はずいぶんとご一緒して頂きました。

 

いつお誘いしても二つ返事でOK!

 

フットワークの軽さは抜群です(笑)。

 

 

 

 

乗鞍岳の主峰・剣が峰(標高3.026M)を目指す人ばかりで、富士見岳方面はほとんどいませんでした。

 

先ずは摩利支天岳の手前からひと滑り。

 

その後は雪の回廊を歩き進みます。

 

 

 

 

美しく高い雪の壁が続きます。

 

見ていて気持ちいい。

 

疲れが吹っ飛びます。

 

でも、この歩いた先から滑り降りたらシーズン終了...と思うと切ない。

 

 

 

 

雪の回廊の後ろには剣が峰が見えます。

 

この存在感は圧巻です。

 

次シーズンはまた登頂したい。

 

 

 

 

手前に見える頂は富士見岳(標高2.817M)その奥に見えるのが大黒岳(標高2.772M)。

 

この2つの頂の間の沢を滑りましょう。

 

除雪途中の道を進んで行きます。

 

 

 

 

斜面の雪は黄砂で汚れてますが、除雪のために掘り起こした雪は白。

 

この白と空の青。

 

コントラストがいい感じです。

 

 

 

 

最初は富士見沢を滑る予定もありましたが、位ヶ原山荘から見上げた時に除雪により斜面が寸断されているのが確認出来ました。

 

結果的には完全に寸断されているわけではなかったので富士見岳ピークから滑ることは可能でした。

 

完全に除雪が進んだ後には滑走は危険ですが。

 

 

 

 

ここの大黒沢を滑りましょう。

 

21-22シーズン最後の斜面です。

 

 

 

 

フィニッシュ。

 

お疲れ様でした。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

滑り終えて斜面を眺めため息が漏れます。

 

まだ滑ろうと思えば楽しめそうですが新潟からは遠いかな...。

 

高速で片道4時間。

 

 

 

 

13時30分発のバスがスタンバイ。

 

時間配分もバッチリです。

 

斜面が名残惜しい。

 

 

 

 

20-21シーズンには5日間ほど乗鞍に登りました。

 

21-22シーズンは今回が最初で最後...かな。

 

最後に来れてよかったです。

 

 

 

 

バスを降りて剣が峰を眺め余韻に浸ります。

 

お疲れ様でした。

 

また次シーズンもハイタッチしましょう。